郡山市民オーケストラ コントラバス分室

●練習日記

2000.12.3

演奏会当日。と書いたものの、更新しようとしてる今日は既に12/17なので、もはや忘却の彼方。なんて同じネタはダメ?

昨日はコントラバスが4人−4人の2列に並んだが、トップが見えないとのことで、2−2−4の3列に変更。トルシエなら3−5−2とするところか。って違う。

四分の三が団友・エキストラという過酷な条件下で、アインザッツは大きく出さざるを得ない。というかもともとでかいけど。でもこれだけ大きく動いても見てくれない人は見てくれない。たった3列だよ。ヴァイオリンなんか何列後ろからトップを見てると思ってるんだい。と不満を並べても全て団員不足のせい。パート練やる気もおきないね。

なーんて愚痴っぽいこと書いたけど、演奏会全体の出来としては市民オケに入って以来最高の出来だったんじゃないかな。工藤先生の力もあるけど、やっぱり曲が郡山向きだったんでしょ。いろんな意味で。
惜しむらくはまたもお客さんが1000人を超えなかったこと。「もっと有名な曲をやれば・・・」なんて言ってる前に、一人一人でもっとできることがあるでしょ?みなさん(自分も含めて)。

次の演奏会はプロジェクトリーダーなのだ。だから、演奏がどんなにうまくいってもお客さんが1000人を超えなかったら成功とは言わないようにしよう。目標は高く、1200人なのだ。

2000.12.2

本日ゲネプロ。と書いたものの、更新しようとしてる今日は既に12/17なので、もはや忘却の彼方。

覚えているのは、「あー、コントラバスが初めて全員揃ったー」とぼんやりと思ったこと。あと、先週の工藤先生の練習ではかなりヤバイ気がしていたけど、今日は何か良さそうな感じだったということ。

大竹くんを半ば強引に市民オケに勧誘するが、ツレナイ返事。ふられた。

2000.11.26

女子大の記念講堂で工藤先生練。ホールを使って練習すると、今まで狭い練習場では聞こえていたはずの音が突然聞こえなくなる。それに加えて、今日のシェエラザードはやたらと快速テンポ。最早アンサンブルどころではない。これも工藤先生の意図するところなのだろうか。
ともかくもっとアイコンタクトを取らなければならない。本番は練習場でやるんじゃなくて、ホールでやるのだから。目で合わせるのがもっともっと重要になってくる。しかしそれは1日2日ではとても徹底できない。本番は近い。どうなることやら。

今日は4soliを初めてホントのメンバーで弾いた。

練習終了後工藤先生に春定の候補曲について相談したところ、「なんとなくつまらないね」と一言。その工藤先生のオススメは、魔弾の射手(またはオベロン)−三角帽子−田園だそうな。今挙がっている曲プラス工藤先生のオススメ曲を持って、パートリーダー会にかけよう。
過去に取ったアンケートの結果を採り入れろという声もあるが、「みんながやりたい曲をやる」なんていう立派に聞こえるけど実は極めて胡散臭い意見は一切無視することにする。どうせ好みは千差万別なのだから、いっそのこと毎回指揮者の先生に100%委ねる方がよっぽどマシである。彼らはプロなのだから、曲のことも遥かに良く知っているのだ。色々な意味で。

2000.11.23

大切なのは流れである。それがちょっと足りない。

前回の工藤先生の練習で、シェエラザードの開始直後の木管のコラールをノンブレスでやるようにとの指示が出た。コラールの横の流れが途切れてしまうからである。そして本日のパリアメの冒頭で、岡部先生も「どうも流れませんね」とつぶやいた。
以前にも書いたかもしれないが、音を一つ一つ慈しむように?あまりにも丁寧に歌うがために、音楽全体の大きな流れを時に損なってしまうのが我がオケの欠点の一つであると思う。あるいは音程を気にする余り、音を出す瞬間に微妙なためらいがあるのかもしれない。

音楽が流れるために必要なのはフレージングである。フレーズを大きく取れば取るほど音楽は流麗になるし、逆に小さくすればするほど、音楽は停滞する。2小節フレーズから、4小節フレーズ、8小節フレーズ…とフレーズを大きく掴み取る訓練が、我々には欠けていると感じられる。そこを前回ズバリと突かれたわけだ。

もう一つ、これは弦楽器に限った話だが、「弓の速度」も音楽の流れに関係してくる。これは具体的に言葉で説明するのは難しいが、言えるのは「一番前のプルトで弾いている人はほぼ正しい弓の使い方をしている」ということで、後は他の人たちがそれに合わせれば良いのである。
ちなみに弦楽器奏者の右手(弓使い)は本当に奥が深い。芸術的なほどだ(というか芸術だ)。弾き方の美しい弦楽器奏者は、例外なく右手が美しい。そんなプレーヤーに一歩でも近づくためには、とりあえず右手の永久脱毛あたりから始めてはどうだろうか。

余談はともかく、本番も押し迫って、基礎的な訓練から「音楽をまとめる」という段階に練習内容もグレードアップしているのだ。

練習後、春定プロジェクトの顔合わせ兼選曲。お集まりの皆様、遅くまでお疲れさまでした。経緯は随時、市民オケの掲示板等を利用して公開していきたいと思います。

2000.11.18

個人的には合宿以来の工藤先生練である。

あ〜やっぱりプロの指揮者っていいなあ。音楽を作っているって感じがする。限られた時間内で演奏会の曲を全部見たのだが、指示が簡潔且つ要領を得ているのでピッタリ21時半に終わる。そんなところもプロだなー(単に帰りの時間に間に合わないからという話も)。

今日の練習で印象に残ったのは、フレーズをつなげるために「書いてある音符の最後まで弾け」ということ。この前書いたベートーヴェンの続きになるが、ベートーヴェンでは特に書かれている楽譜に忠実に演奏することが求められる。基礎に忠実、ということである。しかし例えばチャイコフスキーやドヴォルザークなどロマン派後期〜国民楽派あたりになると、ソロの美しさや華麗なオーケストレーションなどでかなりごまかすことができるのだ。この工藤先生の指摘は、イロモノ続きでオケの基礎力が落ちてきているためなのだ。というか、私はこのオケでイロモノしかやってない。

と思っていたら、練習後にやってきたインペクの服部さん曰く「そろそろ次の曲を決めておいてね。工藤先生は今度はイロモノは駄目、ドイツ音楽で行きましょう、でもブラームスは勘弁してねといってたからよろしく」(私は実は次の定期演奏会プロジェクトのリーダーなのだ)。
曲ってプロジェクトで決めていいのー!?しめしめ・・・。

話はかわるが、シェエラザードの2楽章冒頭のファゴットを伴奏する4soliのところ、今日はコントラバス4人で弾くことができた!

話はかわるがその2、その4soliの自分のパート、ついに指板に鉛筆で印を付けてしまった。あーあ。

2000.11.12

今日は興奮したのだ。なんたって、ベートーヴェンである。

といっても、市民オケではない。アマデウス室内管弦楽団の練習でベートーヴェンの交響曲第1番他だったのだ。これからはアマデウスの練習日記も書こうと思うんだけど、今後は出張のため、リアルタイムの更新は不可能だな。
で、なんでベートーヴェンで興奮するのかというと、前に書いたかもしれないが、私はベートーヴェンが大好きなのだ。去年やったゼプテットは楽しかった…。

バッハが好き、という人は何か知的な感じがする。モーツァルトが好き、と言えば感受性豊かな、繊細な感じがするし、ショパンが好き、と言えば詩的な感じがする。チャイコフスキーが好きだと言えば若々しく情熱的な人って感じだし、ブラームスが好きなら、渋いクラシック通、あるいは円熟を経て老練に達した人生の達人という感じ。じゃあベートーヴェンが好き、という人ってどう見られるのだろう。なんかちょっと哲学的な感じがしない?精神性とか本質とか、そういうものを求める真面目な、悪く言えばカタブツなイメージがあるような。
少なくともベートーヴェンは、音響的な満足感を第一義的に求める作曲家ではない。もちろん音響的な満足は好みの問題だから一概には語れないし、第一ベートーヴェンの純ドイツ的なピラミッド型の音響はそれだけで十分満足するに足るものなのは間違いない。しかし、ベートーヴェンの音楽に求めるべき物は、多分にその精神性の中にある。だからこそ、ベートーヴェンの名録音と言えば今でもモノラルのフルトヴェングラーやトスカニーニのエポックメイキングなものがまず初めに指折り数えられる。美しい響きや臨場感溢れる力強い音を求めるのであれば、最新録音から選ぶのが筋だが、ことベートーヴェンはそれだけでは語れない。むしろ音そのものの美しさに騙されない古い録音の方が、かえってベートーヴェンの本質を捉えやすいのかもしれない。
ベートーヴェンに興味を持たれた方にまずお勧めしたいのは、有名どころではフルトヴェングラー/バイロイトの第9だが、さらにベートーヴェンの本質が端的に分かる録音として、DGのフルトヴェングラー/BPOの交響曲第5番[1947年5月のライブ]を強力にお勧めしたい。大戦中ドイツに残ったが故に戦後戦犯扱いされたフルトヴェングラーが、その汚名をすすいで再びBPOの指揮台に帰ってきたときの記念演奏会のライブである。3楽章からアタッカで続く4楽章への、この果てしないクレシェンドにはもはや媒介となる音符なぞ存在しない。そこにはただ圧倒的な音楽があるのみである。
ちなみに上記CDは貸してくれと言われても私は持っていないのでお貸しできませんので、買って聞いて下さい。あしからず。

なーんてうさんくさいことを長々と書いたが、もう一つ、私がベートーヴェンを好きな理由は、大学時代の私の先生が極めてドイツ的な音楽をする方だったからなのだ。こっちの方が案外直接的な理由かも。その先生とは、ベルリン芸大で学び、ベルリン・ドイツ・オペラを経て現在N響にいらっしゃる志賀信雄先生なのだが、曰く「音の長さは音符通り、羊羹のように太く長く」、曰く「ユニゾンの四分音符があったら、コントラバスは一番初めに弾き初めて一番最後まで弾く」と、教わることがいちいちドイツ的なのである。そういう教育を受けたためか、私にはベートーヴェンのバス・パートが一番納得いくというか、こうあるべきというか、感性に合うというか、とにかく弾きやすいのである。ここまで全面的に共感できるのは、同じドイツ音楽でもブラームスでもなければブルックナーでもちょっと違う、やはりベートーヴェンが唯一無二なのだ。

岡部先生の指揮でベートーヴェンを弾いて嬉しいのは、おっしゃることが志賀先生に非常に近いところである。やはり自分の感性にあう指示をする指揮者と受け入れがたい指示をする指揮者とでは、前者の方が自分も楽しいし興奮するのは当然でしょ?関係ないけど岡部先生の「ベト1が好き、ウィンナ・ワルツが好き」っていうところも好き。

ところで、オケを鍛えるにはベートーヴェンが相応しい、という話もよく聞くが、ベートーヴェンは基礎ができていないとホントに弾けない。ごまかしがきかないのである。オケの実力が全くばれてしまう、という意味で、ベートーヴェンほど怖い作曲家もそういない。最近練習を休みがちな私はやはり基礎が落ちていて、ぐちゃぐちゃの演奏になってしまっていた。ベートーヴェンを弾く、という楽しみには、基礎練習、というまた大きな苦痛が伴うのだ。というかそんな暇ないけど :-P
とりあえず今日は弾いたもん勝ち!ってことで、楽しむだけ楽しんで逃げてきた、ってトコですね。

あまりにもベートーヴェンについて長々と書いてしまったので付け足しのようになって大変恐縮なのだが、岡部先生の新作の初演も同じ演奏会にて行われる。一つの作品の「初演」に立ち会うことができるというのはこの上ない光栄であると共に、その責任の大きさに改めて背筋が伸びる思いである。今日は管楽器などあちこちが抜けていたので残念ながらちゃんとした形にはならなかったが、今後に期待大なのである。

2000.11.10

ガイーヌ、なんと実は合宿以来2度目だということはナイショである。といっても、最近はここに書いたら結構バレバレなのである。嬉しいやら嬉しいやら。
たかが「剣の舞」がメジャーなだけの、B級の曲でしょ、なんて馬鹿にしていたが、結構不思議な響きがする曲である。おまえはベートーヴェンをやっても不思議な響きをさせるだろ!なんてシャレにならないツッコミは御免こうむる。聴いたことない人は、騙されたと思ってCDを聴いてみてよ。
音符自体は簡単なので(あくまでうちのパートに限った話デスヨ)、この先時間が限られてるし、この曲は捨てることにする。あとは野となれ山となれ。工藤先生、お願いだからこのページを見つけないで下さい。だってパリアメがキツイんだもん。綺麗事言ってられません。
ちなみに、いかにうちのパートが楽かということは、あの曲を聴いてもらえれば一発で分かってもらえるのだが、これ以上書くと外部の人にはネタばれになるのでやめておきましょう。

で、後半は件のパリアメ。先週「弾き慣れてくると」なんてふざけたことを書いたが、前半が全然弾き慣れていないことが判明し、鈴木さんと2人で青くなった。これからよっぽどCDを聴き込まねば。それって我々だけじゃなく、他のパートにも言えてると思うよ。
ところで、パリアメのVlnソロ、地味なソロだけどウマイねー。シェエラザードのソロもどんどん巧くなって、すごいなーと思ってたけど。向き不向きがあるとすれば、今回のソロは2人にそれぞれすごく合ってると思う。艶っぽいシェエラザード姫と、知的なアメリカ人って感じ。あと1ヶ月を切ったけど、この2人のソロは結構いい線いくんじゃないかな。なんたって、2人ともこのページを読んでるし。あの、これくらい書いておけばいいでしょうか…。

2000.11.5

友人のカルテットのページができた。「相互リンクはらせてください」のメールに喜びうかれて「ぜひはりましょう」なんて返事のメールを出したは良いが、こちらからのリンクはともかく、向こうからリンクをはられたら、このページの存在がバレバレになってしまうということに後から気付く。しかしもう手遅れ。いやはや、もう悪口は書けませんな。

で、今日もめでたく練習に出席できました。本日は森田さんと青木さんがきてくれたので、うちのパートは3人。
で、森田さんとプルトを組んで弾いたのだが、さすがに森田さんは上手い。桐朋?かどこかの音大出のはずだけど、さすがにそれだけのことはある。
オケをやる上で、アマチュアなら誰しもが「もっと上手くなりたい」と望んでいるであろうが、その手段の一つとして大いに有効なのは「上手い人と一緒に弾く」ことである。楽器演奏は言わば職人芸である。職人芸は昔から盗むものと相場は決まっている。レッスンにつくような時間的余裕がない我々は、こういうチャンスにできるだけ多くを盗むのだ。盗むべき物を多く持っている人とプルトを組んで弾くことは、それだけ勉強になるし、それにもまして楽しいのだ。その意味でも原さんが鎌倉へ行ってしまったのは大きな損失。原さん、早く帰ってきてー (T_T)

ところで今日の練習だが、行っていきなり2楽章からの練習ってのは、キビシイ。最初に弾く音が冒頭のppの4ディヴィジというのは、なかなか泣けました(音程もかなり泣けてました)。楽器も鳴ってないし、松脂も馴染んでないし、ついでに言えば他はみんな代弾きだし。うーん、もっとウマイ言い訳はないのか。

休憩時間に田中さんがアマデウスの練習予定表を持ってきてくれた。
あとそれとは別件で、「ドヴォルザークの弦セレをやる」というお話を持ってきてくれた。とてもやりたいのだが、日程が合わない。なんとかならないのか、この長期出張。ああ会社よ、火事になってくれ。

後半はパリアメの練習。だんだん弾き慣れて周りが見えてくると、あらパリアメって良い曲ね。ラプソディー・イン・ブルーなんかよりよっぽど新鮮な響きがするし、名曲だなこりゃ。磯崎さんのトランペットもかなりイケてると思うんだけど。

練習後パートリーダー会。議題は来年秋の定期演奏会の会場について。郡山市民文化センターを取るのが難しい状況とのこと。

の3案のうち、第3案は未来博に出られない人を考慮して却下。第2案をメインに、抽選が駄目だったときの代替案として第1案(女子大)ということに。

2000.10.26

今日はりっくんの満1才のお誕生日!だから練習サボっておうちでお祝いしよー!!

という理由で練習を休んだわけではアリマセン。言い訳しますが、りっくんはお熱を出して、カミさんの実家に行ってます。しばしの独身状態。
しかし独身生活をエンジョイすることなど、仕事が許してくれないのだ。全然「練習日記」じゃないよなー。

2000.10.22

今日は工藤先生練だが、出られず。今日に限っては、仕事ではない。トラに出る友達のオケのG.P.で東京出張である。G.P.と本番のみで、しかも半年以上前から決まっていた予定なので、ここへ来て断るわけにはいかない。やはり一月前に練習予定が決まる(しかも土日に入る)のはどうしてもムリが出てしまう。文化センターの都合でやむを得ないのだが。

2000.10.20

随分久しぶりで練習に登場。原さんと2人。原さんってもしかして、すごく出席率良くない?

とりあえず、合宿の時に約束していたCDを洋一くんに貸した。それから、プロジェクトの仕事はお断りした。東海林さんは困った様子だったが、もちろん東海林さんを忙しくさせてしまうのは本意ではない。東海林さんから誰かにふってもらえれば、と重ねてお願いしてきた。この先何回練習に出られることか・・・。

2000.10.15

今日は何人いたのだろうか・・・。

2000.10.6

また練習に行けなかった。それでもって、また我がパートは出席者ゼロだったらしい。どうなるこの先。文化センターの都合とはいえ、毎月毎月団友の方々へ練習日の連絡をしなければならないのは負担である。

2000.9.29

水曜、木曜の予定で東京出張だったのだが、予定オーバーで今日まで帰れず。市民オケのみなさん、私は曇天の東京の空の下、奮闘をお祈りしています。しくしく。
ついでに、「石川さん、11月末か12月初めに2週間東京出張ってことでお願いします」だそうな。それちょっとマズイんでないの。直前の練習出れないよ。プロジェクトの仕事も断らねば。

2000.9.24

「こんな曲、パート練習やれっていわれてもやることないよね。そう思わない?」

今日も朝から新納先生のパート練習なのだ。低弦分奏や弦分奏でもうちとしてはOKなのだが、他のパートはまだパート単位での練習が終わっていないらしい。やむなく我々は再度パート内で練習することになった。そこで高橋尚子のゴールシーンなぞ見ながら、新納先生がつぶやいた一言が先の言葉である。
誤解なきように書き加えておくが、我々のパート練習が終わって他のパートが終わっていないというのは、当然我々のパートの技術が飛び抜けて優れているからであって、決して他のパートより音符の数が圧倒的に少ないからではない(多分)。

というわけで、再度全曲を見直したりしたのだが、そろそろネタがつきてきた11:00頃、おそるおそる先生に声をかけてみる。「あ、あのぉ、こんな楽譜があるんですけどぉ…」と差し出したのは、モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」(もちろんコントラバス四重奏版)。
それをみた新納先生、突如目が光る。そしてその後は急遽アンサンブル大会になった。その場にいた鈴木さん・うちのカミさん・私・そして新納先生でアンサンブルして遊んだ。1st Cb(新納先生)と4th Cb(カミさん)が安定しているので、かなりまともな演奏。「いやー、いい曲だよね」と新納先生も満足気。先生、今度のアンサンブル大会、出てくれないかな(←無理)。


余談だが、食事の時子供の話になった。Vlnの賢一郎のトコの子供は、最近絵本の「トラ」のページを見せると「うー」と唸るようになったのだそうだ。お父さんが「トラ」のページを見せる度に「トラだよー、ガオー」って言ってたら、覚えたらしい。それを聞いたうちのカミさんは、後日さっそく「0才からの絵本」という動物の絵本を買ってきた。まったく影響されやすいんだから。


昼食後も更にパート練習。3度目のシェエラザードを見てもらう。

そして午後の後半にはいよいよ工藤先生到着。全体での合奏となる。合奏から来るはずの青木さんが来なかったのは予定外だが、新納先生が加わってくれた。
工藤先生は相変わらず明快な指揮&指示だったが、肝心の自分の演奏はというと、最悪。ただでさえ今月は忙しくて楽器に触れていないところに来てこの怒濤の合宿練で、左手の指先はすっかりガタガタ。おまけに睡眠不足でクタクタ。工藤先生の急速なテンポについていくのがやっとだった。この調子では合宿で教わったことを消化するには当分かかりそうなのだ。それにしても、工藤先生、速い。


怒濤の合奏も20:30過ぎには終了し、先生方がお帰りになる。そして合宿も終了。さー明日からまた仕事だ。って気がつくと全然休息取れなかったんですけど。

2000.9.23

磐梯国際観光ホテルに14:00集合。いよいよ合宿である。

合宿最初のメニューは、ミニコンサートの練習。ホテルから依頼されて、夕方ミニコンサートを開くことになっている。アンダーソン、J.シュトラウス、最近演奏会でやった曲などを織り交ぜ約1時間程度の演奏会である。中でも楽しいのはJ.シュトラウスである。ワルツの頭打ちというのは自分たちが曲を引っ張るイメージがあって気持ちいいのだ。
ちなみに「頭打ち」とは小節の1拍目に音があることで、ワルツの場合「ブンチャッチャ、ブンチャッチャ」の「ブン」の部分である。決して我々のパートの技術が「頭打ち」とか、合宿出席人数が「頭打ち」という訳ではない(と言いたいところだがそれもあながち外れてない)。

「シュトラウスはいい!」ということではTrbとは意見の一致を見たのだが、なぜかもっとおいしいはずのチェロは納得しない。どうも、どソロがあるのが気に入らないらしい。贅沢な悩みだぞよ。


ミニコンサートも無事終わり、夕食を食べていると、多くのトレーナーの先生に混じって、新納先生ご到着。夜コマからいよいよ新納先生の練習である。

プロに練習を見ていただくときいつも思うのだが、プロの先生の指導は一言一言があまりにもごもっとも、全く異を挟む余地のないほど当然の指摘ばかりなのだ。だったら自分たちでも気付くだろうがと思うのだが、これが不思議と気付かない。先生に言われて初めて「あ、そーじゃんか。どうして今まで気付かなかったんだろう!」となる。当然のことに当然のように気付くことって、実は難しいんだということを、プロのレッスンで知るのだ。
新納先生もそうであった。指摘されることは極めて基本的な事項の羅列で、指摘事態はむしろ朴訥とさえ感じられるのだが、不思議にも自分たちは今までそれに気付かなかったのだ。あー、やっぱりプロってすごい!
そして目からウロコ状態の我々を前にして、当の先生は「教えるのって難しいよねー」とモジモジしていたのであった。


練習後、恒例の宴会。新納先生と深夜2時まで盛り上がる。ただし主な話題はパチ○コ、ギャ○ブル(ちなみに私は賭け事はしません)。ついでに新納先生も恐妻家であることが判明。

2000.9.22

明日から合宿である。前に書いたとおり、我がパートはN響の新納先生が教えに来て下さるのだ。郡山に来てからはプロの指導から久しく遠ざかっていたので、非常に楽しみである。聞きたいことは山ほどある。

今日は練習後に、合宿に持っていく楽器の搬出があるので、練習には出れないが21時頃に文化センター着。到着したでかいコンテナを横目に鈴木さんが、「言ってくれればうちのお客さんのとこのトラックを安く借りてきてやったのに」とつぶやいていた。そーいや鈴木さん、トラック屋(しかも優秀営業マン)じゃないですか。その上観光バスまで運転できるし。どうせならこの際市民オケにトラックを一台寄贈するってのはどーすか?

2000.9.17

郡山ジュニアフィルの演奏会。もちろんジュニアでない私は、エキストラである。今月に入って、楽器に触るのは3日目くらいだろうか。というわけでコンディション最悪。こんな中でそんなに長時間ステリハしないでくれー。

良かったのは、お客さんが結構入ったということと、団員のやる気が感じられたということ。これで指導者が良ければ(特に弦)もっともっと楽しくなるのに。都市部にはそんな指導者がたくさんいるのに、地方ではそういうところが今ひとつ恵まれていない。音楽の先生の延長や、ヒドイ場合は趣味の延長の指揮者が来たりする。
でも実はこういう「ジュニア」世代のオーケストラこそ、正しい方向性を持った指導者が必要なのだ、と思う。若い頃、まだ不純物が混ざる前の純粋なうちに、正しい音楽・アンサンブルの楽しみ方を教えなければ、みんなやがてはオケなんてやめていってしまう。オケの魅力に深く惹きつけられたら、そう簡単にやめられるはずがないのに。

「ジュニア」達の前で指揮台に上る責任は、重い。指導する側はもっともっと自覚を持ってほしい。振り間違えるなんて論外である。

2000.9.16

工藤先生の練習だが、休日出勤のため参加できず。今月既に残業が70Hを越えている。当然こんなトコロを更新している場合ではない。そんな暇があれば仕事に備えてとっとと寝なければならないのだ。
でも、でも書いちゃうのね。これって現実逃避かな。そういえば先月まで忙しいのに毎日更新される友人のウェブ日記を他人事のように読んでいた(実際他人事である)のだが、今はさながら友人の日記に納得してみる。といったところなのだ。

噂によると、またも原さんが来てくれたらしい。ということは、我がパートはまたしても飛び道具攻撃がキマってしまったわけだ。どーもスミマセン。

2000.9.10

エキストラの郡山ジュニアフィルの練習。今週末は土・日とも練習だったのだが、昨日は出勤したため練習に参加できず、結局今日と本番のみのお手伝いとなる。

何が嬉しいって、ブラ1ができる!ブラームス万歳!ドイツ音楽なんてひっさしぶりぶりまんなのだ。しかーし、このところ連日の残業で、楽器に触るのはおよそ半月ぶり。ただでさえ落ち目の自分のテクが・・・大変なことになっている。デカイ音でごまかそうとして松脂をゴシゴシ塗って、弓がべったべたになって引っかかりも悪くなって、の悪循環。ブラームスだなどと喜んでいる場合ではない。とはいっても来週の本番までも引き続き残業の嵐のため、コンディションを上げることは不可能なのだ。うーん、ヤバイ。

2000.9.8

先週に引き続き残業。文化センターに21:30に到着。こんなに遅くても来る理由はただ一つ、バス椅子の大きさを測っておくためだ。来週の練習前にバス椅子スタンドを組み立てるのだ。

文化センターに着いたら、大ホールからお客さんがゾロゾロと出てきて大混雑。みると「小田和正コンサート」だ。さよなら〜♪なーんて歌いつつ地下2階のリハーサル室に小走りに駆けていくと、角の向こうから「すみませーん、地下駐車場ってどっちでしたっけ?」と数人のおっさんが話しかけてきた。「ここを後ろにずーっと行くと突き当たりに階段があるので、そこを登ればありますよ」と行ってすれ違ったら、小田和正(とそのマネージャー)だった。

おーい、普通のおっさんじゃんか。

2000.9.1

18:30頃、さあそろそろ仕事を終えてオケの練習に行こうかなって時に仕事を頼まれ、速攻で1時間で仕上げたら肝心の担当者が電話中。そのまま電話が終わるのを待つこと1時間。電話が終わった担当者に作業の報告をして会社を後にしたのが20:30。これから楽器を取りに家に帰ったら、文化センターに着くのは21:30過ぎ。やむなく手ぶらで行って見学することにする。

なんて、呑気に練習に顔を出したのが運の尽き。帰り際、「ねぇねぇ石川くん、ちょっといい?」不適な笑みを浮かべる東海林さんに捕まった。な、なんですかその猫を撫でるような声わ。

「秋定プロジェクト、手伝ってくれない?」

で、打ち合わせのためDenny'sへ直行。結局帰宅したのは24:00。

2000.8.25

工藤先生病気につきお休み、と奥様から連絡があったそうだ。話によると、お昼ぐらいまでは来る気でいたが、午後3時になっても熱が下がらず、頭痛もする、従って今日は休ませたい、とう奥様の意向らしい。
…さては恐妻家なり。親近感がわくのは私だけではないはずだ。Vla某氏とか、Trb某氏とか…あ、言っちゃった。いや、でも恐妻家が一番いいんですよ、ホント。家庭内も平和だし… :-P

そんなフォローはさておき、今日はイベントがいろいろあったのだ。

「パリアメ」は、ご存じの通りメリケンな曲だが、サックスが入るとより一層ヤンキー気分増大。意外にオーケストレーションが斬新で面白い箇所もある。これはこれで楽しめるかな。そういえば、個人的な話になるが、アメリカ音楽を本格的にやるのは大学の頃コープランドのバレエ音楽「ロデオ」より4つのダンスエピソードをやって以来かな。コープランドにはどちらかというとジャジー(『ジャージ』ではない)な要素はなかったので、スウィングする音楽なんてほとんど初めてに近いんじゃないか!?ちなみに10月の会津市民オケのエキストラでやるバーンスタインの「ウェストサイド物語」にもスウィングが出てくる。今年の秋のトレンドはスウィングだね!さっそくバッティングセンターへ行かなきゃ。

ところで、数少ない我がパートの正団員のうち、秋定にのるメンバー3人が勢揃い。これはなんといつ以来かというと、書くと怒られるから書けません。
でも9月になると富田さんの国家試験やら学校の試験やらが重なってくるので、今後当分全員揃うことがないことも分かっているのだ。

その富田さんが、急に「12月の演奏会に出れるかどうか分からない」と言ってきた。いろいろと忙しくて練習を大分休むことになりそうなのだそうだ。
本番に限って言えば、たった一人くらい他の人たちでカバー出来るので、後は本人が家でしっかり譜読みをするなりして、数少ない練習でも自分が満足いくように仕上げられれば何にも口出しすることはないのだが、ただ、日頃の練習要員が減ってしまうのは大ショック!出席率100%の喜びもどこへやらなのだ。


ちなみに覚え書きとして書いておくが、9月の指揮者練のあたりまでには青木さんも練習に出てきてくれるそうだ。善二先生も9月の指揮者練はOK。鈴木さんに至っては、既に今期の仕事のノルマを終わらせてしまっているのでバッチリ練習に来れるらしい。

合宿について分かってるのは、

OK石川(夫)、鈴木
NG富田、原、佐藤
青木
その他石川(妻)→あまりにも少ないときの補強要員
りっくん→おまけ

という感じ。果たして新納練はどうなる?

2000.8.18

そういえば書くの忘れてたけど、次の演奏会の曲目が決まってるんですよ、もう。シェエラザードの他に、ガーシュウィンの「パリのアメリカ人」とハチャトゥリアンのバレエ音楽「ガイーヌ」より抜粋。
というわけで来週の工藤先生練では「パリ・アメ」をやるので、今週は大初見大会。結果、玉砕。でも曲が分かれば何とかなりそう。

市民オケに入って以来この方やってきた曲と言えば、悲愴→新世界→火の鳥→惑星とイロモノ続き。そろそろ三大Bやってくんないと、泣いちゃうよ。

2000.8.11

工藤先生による2度目の練習。前回の原さんに続き、今回は突然河原田さん登場。「飛び道具」とは失礼な!

今回の工藤先生は、何か苛立っているような感じだったね。思うようにならないオケにイライラしてるのか、はたまた不真面目な練習態度に怒ってるのか。ま、半分は地でしょ。
それにしても工藤先生の指示は相変わらず具体的。今回は「音を十分に伸ばす」ことに重点を置いた練習で、一つ一つの音を丁寧に弾く余り切れ切れになっていたフレーズをつなぎ合わせて大きな音楽を作り出そうとしていた。フレーズが短いのって郡山市民オケの悪い癖だね。

ちなみに個人的には、隣に河原田さんがいたお陰でヒジョーに勉強になった。それ以上にコワかったけど(本人がコワい性格だというわけでは全くないのだが、プロに隣で聴かれていると思うとビビる)。でも、ボウイングや強弱などを、至極丁寧に教えてくれた。それに、直接教えてもらうだけでなく、隣で盗み見ているだけでも学ぶことが多々ある。本来ならお金を払ってレッスンを受けるところなのに、もしかしてこれは非常に儲け物?

2000.8.6

立て続けに更新してるなぁ。

今日は沼尻温泉ロッジにて会津市民オーケストラの合宿に参加。朝6:30起きは平日より遥かに早起きだぞ。
曲はレスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲」、バーンスタインの「ウェストサイド・ストーリー」より、チャイコフスキーの「第4番」。
今日のメニューは午前中チャイ4で午後はウェストサイド・ストーリーだそうだ。朝イチからチャイ4というのはちょっともたれる。団員の皆さんは昨夜もそうとう飲んでるから、練習中に吐いちゃったりしないのかな。

チャイ4では、同じ郡山からのエキストラであるTrb.のMちゃんがえらくブルーになっていたのが印象的だが、それより「ウェストサイド」!あのPizz.の連続はやめてくれ!ただでさえチャイ4の3楽章で右手の指先を酷使しているのに、傷口にワサビをつけるかのようなPizz.の嵐。ツラくてツマラない、最悪のパターンだ。人差し指と中指の指先にマメが2つできましたとさ。

2000.8.5

本日サタデーイブニングコンサート。18:30集合。18:40解散。

雨天中止

えー、実は密かにホッとした。練習1回だけじゃやっぱり不安だもん。さ、明日は会津市民オケの合宿で朝早いし、とっとと帰って寝るか。

2000.8.4

サタデーイブニングコンサートの練習。

先週の練習時に曲目その他詳細の連絡があったけど、お休みしてました。でも西名さんが気を利かせて、わざわざメールで詳細をお知らせしてくれた。にもかかわらず、楽譜を忘れてしまった!おかげで最後の「星条旗よ〜」はコントラバスなしバージョンでした。ごめんなちゃい。
曲目はワルツを2曲とルロイ・アンダーソンの曲と、後はこの間のファミリーコンサートの曲を数曲。中でも個人的にはワルツが超楽しい。「春の声」と「皇帝円舞曲」といえば定番中の定番だが、いやー定番の曲って、やっぱホントに良くできてるのね。ワルツの頭打ちをしてると、「これはコントラバス弾きの醍醐味だぜ」と思えてくる。たまに「ドーーシーーシドラシーー」なんて旋律が出てきた日にはもう昇天。定番ワルツ万歳!

ところで、大ニュースです!今度の市民オケの合宿(9月)にはコントラバスのトレーナーの先生をお呼びすることになりましたが、なんと、N響の新納さんが来るらしい!
本決まりかどうか分からないけど、来て下さったら超ウレシー!あぁこれで氏の目に留まって、「ぜひN響に来てくれたまえ!」なんて手をにぎられちゃったらどうしよう。

ともかく、せっかく来て下さるのだから無駄足にならないように、団員の皆様、ぜひ合宿に参加しましょう!(と書いたところで誰もこのページ見てないけどね)。

2000.7.23

工藤先生の初練習。なんか遠藤教諭に似てませんか?

金曜日に引き続き原さん登場、プラスうちの奥様と福島の善二先生で、総勢4名(うち団員1名)だ。あれだけ電話して、これだけ?

練習は、期待通りの内容であった。工藤先生が一つ指示を出す度に、音楽が生き生きとしてくる。とても同じ音符を弾いているとは思えない。今までも決して適当に弾いていたわけではないのだが、工藤先生の些細な指摘を実行するだけでまるで違った音楽になる。指示自体は極めて即物的である。「その音はもっと長く伸ばして」とか「ここは間を開けないで、4小節目で間を開けて」とか、誰がどう捉えても間違え様のない具体的な指示。「もっと気持ちを込めて」とか「もっと歌って」などと抽象的なことは言わない。歌って欲しい時は「2小節目までクレシェンドして、そこから2小節デクレシェンド」とこれまた具体的。でも出てくる音は俄然感情表現が豊かになる。やっぱりプロってすごいね。

同じ団費を払ってて、こういう練習に出てこないと損ですよ、みなさん。というかそれ以上に、言われたことを徹底する意味でも練習に来て下さい。

というわけで、私は来週はお休みします(だって会社の飲み会なんだもん)。

2000.7.22

本日はうちの奥様と一緒に、郡山女子大付属高校音楽部の定期演奏会のお手伝い。定期演奏会というよりは「発表会」という内容で、ピアノを弾いたり歌を歌ったりフルートを吹いたりと内容は多種多様。最後のトリがオケなのだが、高校のオケで足りないパート(というか約半数)に女子大の音楽部の学生が加わり、それでも足りないパートに我々のような一般人のエキストラが入るのだ。曲は「オベロン」。久々に「イロモノでない」曲なのだ。

感想としては、近年稀に見るサイテーな演奏会であった。客はいねー、手伝いの女子大生はやる気がねー、裏方は要領が悪い、そんなんでいいのか?って感じ(高校生は頑張ってたけど)。

「音楽をやりたいの」なんて言って大学の音楽部へ行っておきながら義務感で仕方なく音楽をやってる連中より、市民オケのように本当に音楽が好きで、忙しい仕事をなんとかやりくりして集まってくる人達の方が如何に上手なことか。好きこそ物の上手なれって言うけど、ホントだね。

2000.7.21

練習が始まる前に、西名さんとアンサンブルをしてみる。ロッシーニの「チェロとコントラバスのためのデュオ」。面白い曲なんだけど、難しいんだよね、これ。3楽章なんてとても弾けないっす。でも頑張って「出し物」になるレベルにしなきゃ。

なんてやっていたら、あれ、向こうから来る何やらコントラバスの弓らしき物を持った人は…は、原さんだ!金曜日に有休を使って4連休にして、郡山へ帰省していたのだそうだ。やっぱ原さんがいると助かる。安心して弾ける。そういう人と一緒だと弾くのも楽しいよね。今日は富田さんも来たし、コントラバスは3人もいるぞ!

すっかり練習を楽しんだのだが、車の中に忘れられた松脂はすっかり溶けてグデングデンになっていた。

2000.7.20

今週後半はイベント目白押しである。

今日は郡山東高校の合唱部の定期演奏会のお手伝い。曲は「日本の四季 〜郡山東高校の淑女のために〜」という委嘱作品で、作曲したのは校歌の作曲者だそうだ。今時の女子高生に歌わせる曲に「淑女」とつけるのはどうかと思うが。もしかして作曲者の願望(趣味)か!?
面白いのは、指導者や先輩が何か指示を出すごとに「ハイ!!」って大きな声で返事をすること。やたらに揃っていて、まるで訓練を受けた軍隊だこりゃ。でもそう指導されるんだよね、高校生って。その指導の善し悪しは上の人が決めることであって高校生には責任はナイ。それより、素直に従ってはきはきと返事をする彼女たちには、さわやかさすら感じられる。そう言えば、福島県って合唱(女声合唱?)はレベル高いんだよね。

ところで伴奏の弦楽合奏団の話だが、普通エキストラの時は「お金をもらっている以上は・・・」って考えて、自分のオケ以上にマジメに頑張ってしまうのだが、どうもこの人達は必ずしもそうでもないらしい。もともとある程度は弾ける人が集まっているだけに、「割のいいアルバイト」程度、果ては「暇つぶし」なんて気持ちでいる人もいかねない。そりゃ我々にとっては何度もある演奏会の一つだけど、高校生、それも特に3年生にしてみれば、これが私たちの最後の晴れ舞台ヨと気持ちも入っているだろうに。

本番はやっぱり結構ヤバメな箇所もあったのだが、終演後「やっぱ合唱の指揮者だとああなっちゃうよなー」なんて言ってるのにはあきれた。あんたたち、金もらって雇われてんだろ。だったらどんな状況でも雇い主が満足するような演奏をやるのが義務だろうが。合唱の指揮では演奏できないなら、最初から仕事を受けるな。

2000.7.18

工藤先生の練習を控え、多方面に電話をかけまくる。もちろん、練習の時の人数確保

「変にいいとこ見せるより、いつも通りのトコを見せてまず現状を分かってもらった方がいいんじゃなーい?」と、隣で子供の世話をしながらうちの奥様がつぶやく。

そんなこと言わず、あんたも来てくれ

あっ、サタデーイブニングコンサートのこと、忘れてた!というか、出れる人いないぞ。アマデウスと合同とか言っても、今のところ確定してるのは自分一人だけだ。
勘弁してよ〜。

2000.7.16

個人的な話だが、7/20に郡山東高校合唱部(女声合唱)の伴奏のお仕事がある。今日は午後からその合唱合わせ。
ついでということで、午前中にはコンクールを1週間後に控えたブラスバンドのコントラバスパートの指導。
うーん、女子高生って、若い!
高校生に「先生」と呼ばれるのがくすぐったい。

さらに7/22には、郡山女子大付属高校の音楽部の演奏会にお手伝いで出る女短のオケのお手伝いもあるのだ。

・・・むふふ。

2000.7.7

あれ、先週は8人いたような。
なんで今日は1人なの?

などとわかっちゃいるけどやめられないツッコミを入れつつ、今日も独りなのであった。
ファミリーコンサートも終わり、今日から秋の定期演奏会へ向けての練習再開。思い出すのも兼ねてシェエラザード全楽章を一通り通した。定期演奏会を振って下さる工藤先生は早くも7月に練習を見にいらっしゃるのだそうだ。のんびりもしちゃおれん。
工藤先生の第1回目の練習が終わったらすかさず今度はサタデーイブニングコンサートの練習。練習2回で本番なのだ。プロみたい(練習回数だけ)。しかもそのうち1回はお休みしますぅ。


話は変わるが、本日私は文化センターの駐車券を持っていなかった。駐車場のおじさんにおそるおそる

「あ、あのぉぉ、郡山市民オケの練習に来たんですけどぉ、駐車券がぁぁ・・・」
「今日はごめんよっっ!ほんっと混んでてさぁ、勘弁してっっ!」

あっけなく断られたので、仕方なくすごすごと坂を登った図書館前の駐車場まで行った。なんだよう、コントラバス担いでこの坂を上り下りするのかよう、とブチブチ独り言を言いながら辿り着いたら、何とここも満車!
事ここに至りようやく「何かある!」と気付いたおまぬけさんな私は、やむを得ず文化センター横に路駐しに行った(ちなみに路駐場所も長蛇の列となっていた!)。つい先日またも速度違反で捕まったばかりなので、路駐はヒヤヒヤもんである。これで更に捕まった日には目も当てられない。練習中も気が気でなかったのだ。結局練習が終わった後ダッシュで行ったら大丈夫だったけどね。

後で聞いたら、「何か」とは文化センター大ホールで催されていた「ヒロミ・ゴー」コンサートだった。

ジャパ〜ン!

2000.7.2

あっつー。

今日はファミリーコンサート。天気は快晴。絶好のコンサート日和である。余力を残して弾いたはずのステージリハーサルが終わったら早くも汗だく。

コンサートの前半の衣装は、黒Tシャツにジーンズ。ラフなスタイルで気軽なコンサートを演出するのが狙いなのか。
懸案のスターウォーズで予想通り冷や汗。

そして後半はいつもの礼服に黒蝶ネクタイ。黒Tシャツは透けると格好悪いので、白Tシャツに着替え、ワイシャツを着る。当然の如くステージ上で本日3度目の汗。

演奏会が終わり、楽屋で着替えようとして、はたと気付く。今日持ってきた3枚のTシャツ、全部汗だくじゃねーか!こんなしっとりしたのをまた着るのはこの上なく不快である。しかしお手伝いのうら若き女子高生がうろうろしている廊下に出ていって汚い裸を露出するわけにもいかない。仕方なく一番臭わなそうな黒Tシャツを選び袖を通す。んー、この肌に張り付くしっとり感がなんとも言えずイヤ。

その後そのTシャツは片づけで4度目の汗に浸り、打ち上げで5度目の汗を浴び、家に帰り着く頃にはすっかり汚染されきって異臭を放っていた。もちろん酔っぱらっていた当の本人が気付いていないのは言うまでもない。お母さん、りっくん、ごめんなさい。

あ、演奏について書くの忘れた。

2000.7.1

ゲネプロ。
やっと7人揃う。後ろを見渡すと、お母さんに原さん、齋藤さんに小谷さんというメンバーは強烈。特に原さんのパワーには圧倒される。

しかし、圧倒されている場合ではない。ボウイングの伝達やら譜面の訂正やら、とても自分の練習どころではないのだ。いつもいつも思うのだが、何でうちのパートは前日にやっとボウイングが決まるのだろう。早めに決めてその弓順で慣れておいた方が絶対いいのに。
って、ボウイング決めるのあんただろ、というツッコミはなしよ。

明日は8人揃うのだ。何度この日を夢見たことか(涙)。

2000.6.30

何とか仕事を片づけ、練習に駆けつける。りっくんとお母さんも一緒。お母さんは今回のファミリーコンサートの練習は今日が初めて。いいのか、そんなんで!?

他に来てくれたのは富田さんと青木さんだけ。前々日にしてこの惨憺たる状況。みなさんごめんなさい。

直前練習に来れなかった間に、ゲネプロと当日の駐車場が埋まってしまっていた。これは大変!自分はともかく、今回お願いしている2人のエキストラの方々の分はどうしても確保しなければならないのだ。
あわててプロジェクトのリーダーに直訴。リーダーがわざわざ自分の分を空けてくれたおかげでなんとか間に合った・・・。

いつものことだが、どうして直前になるとドタバタしてしまうのか。たまには余裕を持って準備をして、左うちわで本番を迎えたいものだ(←例えが間違ってるぞ)。

2000.6.29

会社にて

毛替えしてから一回も練習に行ってねー!!

関係ないけど、突然仕事が入って被った害

2000.6.9

ここのところずっと楽器の調子が悪かった。
原因がよく分からず、「楽器を調整に出す」とか「松やにを新しいのに変える」とか「弦を張りかえる」とか散々騒いでいた(結局何一つやっていない)が、岩谷さんのところで毛替えをしてもらったらあっさり復活。どうやら単に弓の手入れが悪かったらしい。余りにも基本的。恥ずかしすぎるぞ。
でも、今度のファミリーコンサートに間に合って良かった良かった。

ところで、「ファミリーコンサート」のことを「ファミコン」と略すが、個人的にはどうも抵抗がある。どうしても例の任天堂のゲーム機を想像してしまうのだ。「個人的には」どころか、ほぼ全員がそう想像すると思うのだが。
「今度ファミコンで『惑星』やるんだよ」なんて言われると、

火星 → インベーダー襲来
土星 → ボスキャラ登場
海王星 → しまった、HPが0だ!ゲームオーバー
なんて連想するでしょ?
ちなみにこの場合のHPとは当然「ホームページ」ではなく「ヒットポイント」だ。火星に行って武器を買って、天王星に行ってMPを・・・

コントラバス分室に全く関係ない話題なので自粛。

2000.6.8

「全員が揃うのはGP」と書いたばかりだが、GPでも全員揃わないことが判明してしまったことは絶対に絶対に内緒だ!!特に岡部先生にはナイショだ!!また嫌な顔されるぅ。

2000.6.6

本日8人目の乗り番が決まり、これで今度の演奏会における我がパートのメンバーが全員決定!内訳は

団員:3名
団友:3名
トラ:2名

である。トラ2名とはもちろん、酔っ払いを2人呼ぶわけではない。
業界用語(なのか?)で「エキストラ(賛助出演者)」のことを、略して「トラ」と言う。団友+トラが団員を上回ってしまうこの現状では・・・以下いつもの繰り返しなので略。
ちなみに名簿上人数が揃っただけで、予定では練習で初めて全員が揃うのはGPの日であることは誰にも内緒なのだ。

もちろんこれとは別に、演奏会当夜は多数のトラが郡山の町中(○○飯店近辺)に出没するのは例年のことである。今年もトラ退治の準備に余念がない。

2000.6.2

今日は練習でコントラバスがついに3人そろった。

新しく配られたスターウォーズの譜面は小さすぎて読めん。

2000.5.28

チェロとコントラバスのパートリーダーの意見が下記にて一致。

イロモノ(注)じゃない曲が弾きたい。

注:この場合ドイツ古典〜ロマン派以外の音楽のこと。

ハイドンモーツァルトベートーヴェンシューベルトメンデルスゾーンシューマンブラームスぶつぶつ・・・

2000.5.25

本日の練習では、鈴木さんが久々の登場!仕事で忙しい中、何とか時間を割いて来てもらった。実に半年ぶり!?
まだあと1か月あるので、これからでも十分間に合いそうだ。たすかった〜。

良いことは続くもので、前パートリーダーで、転勤で東京へ行ってしまった原さんも演奏会に出てくれるらしい。原さんは東京にいながら、いまだに我がパートの大黒柱である。そんじょそこらのエキストラを呼ぶよりよっぽど頼りになるのだ。

よーし、この調子で本番は8人揃えるぞ!!惑星もやることだし。多いに越したことはない。

2000.5.20

今日は郡山市民オケではございません。ここ数回練習を休んじゃってるなー。

で、今日は石川町の石川フィルハーモニックのエキストラの練習。市部ならともかく、こんな小さな町にオーケストラがあるのは驚き!東京などのように人口が密集していない地方では、市部と言えどもアマチュアのオーケストラを存続させていくことは非常に困難だというのに、「町」にオーケストラがあるなんて。このオーケストラを運営していく上での苦労はいかほどかと思う。

しかし、ご多分に漏れずというかよりによってというか、コントラバスは団員がいないらしい。初めて練習に行っていきなり一人はキツイっすよ。しかも1曲残らず全て初見。しかもここ2週間ほど楽器を弾いてない。しかも・・・
などという言い訳は当然通るはずもなく、練習開始2分後には「低弦!」と捕まってしまったことは言うまでもないのであった。

ところで今日は郡山市民オケの方も何かあったような・・・

2000.5.5

ドビュッシーの「月の光」の楽譜が配られた。♭5つ(変ニ長調)から♯4つ(ホ長調)に転調する、という臨時記号の非常に多い曲。よくよく注意していないと、時々落としちゃって怪しい和音を響かせてしまうんだよね。でもそういう曲って逆に気合いが入るし、それに変ニ長調って結構好き (^o^)/ Des Durの和音で一番下でDesの音をffで弾くのって気持ちいいんだよ。バス弾きなら分かってくれるよね。

というわけで調子に乗って気持ち良く弾いていたら、19小節目あたりでどうも気持ちが悪い音がする。あ〜あ、誰だよ間違ってるのは。いるんだよね、臨時記号に弱い人って(他人事)。
と思っていたら「ちょっとそこ弦楽器やってみて」。やっぱり妙な音がする。おいおい、それも低弦からだぞ!そもそもずっと同じ動きだったチェロとコントラバスが違う音を弾いているのがおかしい。
どういうことだ?と楽譜を見直してみる。Ges-Gとなっている。ドビュッシーだから敢えて変な響きにしたのか?ちなみにチェロが弾いてる音は…As-A!?それはおかしすぎる。間違えてるんじゃないの?
でも待てよ、よくよく聞いてみるといかにも怪しい音を弾いてるのは…コントラバスじゃないですか(早く気付け)。試しにAs-Aと弾いてみると、あら不思議、しっくりいくじゃあーりませんか。どうもごめんくさい。後で指揮の岡部先生が一言「やっぱりこの楽譜は間違いが多いですね!」
はぁー、そういうことですか。せっかく♯も♭も落とさず弾いていたのに、肝心の楽譜が間違っているとは (T_T) しっかりして下さいよ、KA○MUSさん(この出版社は間違いが多いことで有名)。

2000.4.21

本日やっとファミリー・コンサートの曲目が全て発表になった。「定期演奏会でやる」と聞いていた「スター・ウォーズ」も実はファミリー・コンサートでやるという事が判明。いずれにしても、今回の目玉は「惑星」である。しばらく更新をおさぼりしているうちに「火星」と「天王星」の楽譜も配られ、全部で3曲やるらしい。前にも書いたが、どうせなら近い将来全曲をやりたいなぁ。

曲がようやく決まったところで、頭が痛いのは人集め。現在団員は4人いるが、ファミリー・コンサートに出られるのはおそらく3人。ということは・・・あと3〜5人は集めなきゃならないじゃんか!
惑星なんか滅多に出来ないのになぁ。ほんっと、誰か団員になりませんか?

2000.3.9

団内コンサート当日。祝・最多出場

直前練習の初っ端のトロンボーン・アンサンブルで、トロンボーン3本に負けじとスウィンガーPizz.を弾いて、いきなり人差し指にマメ。痛かったっす(T_T)。でも本番は中指Pizz.で乗り切りった。
感想としては、「参加することに意義あり」という視点ではとても成功だったと思う。参加団体数17というのがそれを物語っている。今後はそれを維持しつつ、更にレベルの底上げを図る必要があると思った。具体的には、例えば上手い人が上手い人だけでまとまるのではなく(聴く分にはそれが最高だけど)、もっと色々なアンサンブルに顔を出して、下手な人にアンサンブルのノウハウを教えてあげるようなものがもっともっと必要だろう。もちろんアマチュアである以上時間的な制約等もあるからなかなか難しいだろうけどね。下手な人がみんなに追いつくように一生懸命努力する必要があるのと同じく、上手い人は下手な人を引っ張り上げる必要がある、と思う。上手い人と下手な人が半々のオケより、みんなが80%くらい弾けるオケの方が、集団としては上手く聞こえるはずだし。それに、上手い人達が今のレベルを後1割あげるより、下手な人達が3割上げる方が絶対速いでしょ。

気の合う仲間とやるアンサンブルもとっても楽しいけど、普段話したことがない人とアンサンブルするのも、仲良くなる一つのきっかけで良いと思う。だから「気の会う仲間とやりたい曲を」ってのと「プロジェクトが決めてくれたメンバーと決められた曲を」っていう2本立てで、来年のアンサンブルも頑張ろうっと。

来年も6本立てだったりして…

2000.3.8

もうすぐ年度末です。団費未納の方、大至急払いましょう!

はーい!(会計さんごめんなさい)

2000.2.29

私が参加するアンサンブルの中で最も楽しみにしていたのがベートーヴェンの七重奏曲(第1楽章)。なぜ楽しみかって、勿論ベートーヴェンが好きだから
本日はその初合わせ。曲が良いせいかみんな俄然張り切って、2時間もぶっ通しで1楽章だけ練習(コントラバスは立ちっぱなしデスヨ)。はっきり言って楽しかった!練習中は文字通り時間を忘れていました。内容も、ただ集まって楽譜を持ち寄って合奏しました、とか危ないところを何回か合わせましょうって消極的なものではなく、より積極的に音楽を作る練習だった。こういう自覚を持ったアンサンブルの練習をすれば一人一人の腕前も上がるな、と実感。でもそれだけハードだけど。
こういう実のあるアンサンブルに出られると、役得だな〜と思う。

2000.2.28

木、金、土曜は休んで日、月、火。オケとアンサンブルの練習が続いているのだ(しかも日曜はダブルヘッダー)。モーツァルトのディヴェルティメントも加わって乗り番は6曲!もはや鼻血ブー状態。治ってきたばかりの楽器の調子は、暫く弾いていなかったおかげでイマイチだし、なんだかなー。どうせならたくさんやって内容が薄いより一つに絞ってじっくり練習したかったけど、団員不足の我がパートは文句を言える立場ではない。

それにしても1回や2回の練習で演奏するのって意味がないのでは?団員個々のアンサンブル能力を高めるなら、もっと同じメンバーで繰り返し練習しなければならないんだろうなぁ。でも諸般の社会事情によりなかなか上手くいかないのは十分分かる。ウィーン・フィルみたいにオケの中で常設の室内楽団がいくつもあって、それぞれに独自の活動をして、みたいなのが格好良いな。カルテットはコントラバスは参加できないから、郡山八重奏団でも組織されないかな(他人任せ)。

2000.2.25

春のファミリーコンサートの曲(候補?)が配られた。曲はホルストの組曲「惑星」より「木星」。やるじゃんなかなか。でもどうせなら全曲やりたいな。近い将来の全曲演奏への布石か!?
「惑星」は終曲には女声合唱が入るのだ。で、思ったけど、市民合唱団って絶対あるよなぁ。そうしたらジョイントで演奏会とかできるよなぁ。いや、絶対定期的に(5年に一度とかのスパンで)ジョイントコンサートをやっておくべきだ。
合唱団とジョイントコンサートをやるメリットには、日頃できない大曲ができるというのもあるけど、集客力が上がるというのも大きい。どうせ演奏会を開くならお客さんは多い方が良い。ホールが満席!なんてことになれば言うことなしだ。でも普通のアマチュア・オケだと、合唱付きの曲をやるのって結構苦労するんだよね。引き受けてくれる合唱団を探すのが意外と大変なのだ。その点「市民〜」同士なら気軽に頼めそう。そう言えばオケの後援会長と合唱団の後援会長は中が良いみたいな話を聞いたことがあるような。そいつは都合が良いぞ。そもそも郡山市民オケは5ヶ年計画で動いているのだから、その中に合唱団とのジョイントコンサートを組み込むことも十分可能だな、と徒然に思う今日この頃。

2000.2.18

あるコントラバス弾きのささやかな望みが叶いかけた瞬間。
今日も一人。そして練習はシェエラザードの第2楽章。見かねたFg.とVc.が4soliを応援してくれた!おかげで今日は3声部まであったぞ。みんなありがとう。
それにしてもなんでFg.は4人もいるんだ?(ちなみに翌週は5人いた)

2000.2.14

あるコントラバス弾きのささやかな望み。
シェエラザードの第2楽章の4soliを4人で弾いてみたい。

2000.2.10

壊れた楽器は楽器屋さんにて療養中。
アンサンブルコンサートは結局ノルマ5曲となったのであった。ベートーヴェンの七重奏とシューベルトの八重奏、調和の霊感、ブランデンブルク協奏曲第6番、トロンボーンアンサンブル。曲はなかなか面白そうだね。アンサンブルでコントラバスにこんなに出番があるなんて!と本来喜ぶべき所だが…。上記の通り、入団希望者大歓迎。今なら団内アンサンブルコンサートでデビュー出来るよ!お願い!

2000.1.27

郡山市民オーケストラの一番近いイベントは、3月の団内アンサンブルコンサート。アンサンブルといえばオーケストラをやる上でも基本!みんなアンサンブルが好きらしく、「コントラバスはノルマ3曲もう決まってるよ」と早々と言い渡されてしまった。でも富田さんはバイトだなどと戯けたことを言って逃げた(「収入を確保しないと団費が払えないっすー!」by敬子)。頼みの綱は鈴木さん、早く連絡を取らなきゃ…などと思いつつ楽器をケースから出したら、わ、割れてるうヒーン
な、なぜ!?さてはこの間の土曜日の夜演奏会帰りによいしょっと楽器を担いだら、ケースの肩掛けのストラップが突然外れて肩の高さからケースごとアスファルトに叩き落としたのが原因か!?←当然
・・・あうぅ・・・(しばらくの間目が点)(゚o゚)
正確には「割れてる」というよりは「はがれてる」という感じで、左肩の裏板と側板の継ぎ目が一部パコパコと外れてしまっている。どうりで昨日弾いていたら変なところがビリってるわけだ。ヤバイぞ、一刻も早く直さねば。

2000.1.5

次の郡山市民オーケストラの定期演奏会は2000/12/3(Sun)である。曲目はリムスキー=コルサコフ交響組曲「シェエラザード」他。
シェエラザードは1楽章にコントラバスのsoloがあるのだ。2楽章にはなんと4soliも。でも地味すぎて普通のお客さんは気付かないんだなこれが。当人達は泣く思いだというのに (T_T)