
地鶏って知ってる? 福島県にも地鶏がいるんだ、
この地鶏の黒く長い尾羽は、会津彼岸獅子(ひがんじし)の頭に使われているんだ、この獅子舞は、天正年間(1570年代)に会津地方に伝わってきたと言い伝えられているので、400年前には、すでに、会津地鶏は居たと思われるんだよ。
しかし、福島県養鶏試験場では、他の日本鶏に似ていたので、鹿児島大学に血液鑑定(かんてい)をしてもらったんだよ、その結果、他の日本鶏とは別の鶏であることがわかったんだ。
そこで、養鶏試験場では会津地鶏を、更に探して、下郷町、会津若松市、新鶴村、湯川村の合計5戸の農家から、昭和62年に見つけ、現在、保存されているんだ、たった5戸しか無かったんだから、絶滅寸前だったんだよ。(トキみたいにはしたくないね)
(先生方へ)
★先日、日本初等理科教育研究会より「学校における望ましい動物飼育のあり方」という冊子が配布されました、「ニワトリ、チャボの病気」のところで”ひな白痢”について書いてありますが、現在、日本では年に、1〜2例報告されているのみで、ほとんど心配いりません。
★病気の診断はなかなか難しいものです、一応、質問に対する回答と言う形で書いておきましたが、実際に見て、検査して、そして診断するのが間違いありません。従って、書いてある回答は一例だと思って下さい。
★ また、消毒薬等劇薬、毒薬に指定されているものが多いので、その保管には鍵をかけ、取り扱いには十分注意して下さい。
★動物を世話したり、触ったりするときはその前後に手を石鹸で洗うことを徹底させて下さい。
| 糞がおかしいのですが? |
Q1:下痢(げり)をしているかどうか、どうしたら見つけられますか?
Q2:水みたいな下痢(げり)をしているのですが、病気でしょうか? (熱中症)
Q3:たまごを生まなくなり、黄色い下痢をして、腹がふくらんでいます?
Q5:下痢をしてうづくまり,食欲(しょくよく)もなく死んでしまうのですが?
Q7:きれいな青色の便をし,顔色が青白くなり弱って行くのですが?
Q8:お尻が大きくなってペンギンみたいな歩き方になったんですが?
| 呼吸がおかしいのですが? |
| 足の病気? |
Q22:足の底(そこ)がブヨブヨにふくらんできました、こぶみたいになってます?
Q24:足の関節がはれているみたいで、びっこをひくようになったのですが?
| そのほか |
Q25:胃袋(いぶくろ)がふくらんで元気がなく食欲(しょくよく)もありません、何でしょうか?
Q26:とさかや口のはし,目のまわりにかさぶたのようなものが出来ているのですが?
Q27:食欲はあるようなのですが、やせて行きます、何でしょうか?
Q28:尻のまわりに真っ黒に小さいダニがついているのですが、どうすればよいですか?
Q29:どんな予防注射が必要ですか?
Q30:フンをしないのですが、どうしたんでしょうか?
Q31:卵がこわれてお尻の中に、つまっているみたいなのですが、どうしたらよいでしょう?
★Q1:下痢(げり)をしているかどうか、どうしたら見つけられますか?
★A1:1羽だけケ−ジとか箱とかで飼っている場合は、下に落ちているフンを見れば水みたいになっているから、わかりますね。
しかし、小屋の中で何羽か一緒に飼っているときは、なかなかわかりません、地面に水のような下り便が見つかった場合でも、どの鶏がしているのかわかりませんね、だけど、1羽、1羽よ−く見て下さい、お尻のへんが汚れているのがいませんか、中にはフンがついているようなのもいますよ、それが下痢をしている鶏です。
下痢をする原因にはいろいろあるので、以下の質問から探してみて。
★Q2:水みたいな下痢をしているのですが、病気でしょうか(熱中症)
★A2:夏の暑いときですから、水の飲み過ぎでしょう、水はきれいな水と取りかえ、小屋に直射日光が当たらないようにして、涼しくして下さい。
下痢をしないまでも はやい呼吸をしていることがあります、これはパンチングといって暑さのためです、犬がハアハアいってるのを見たことあるでしょう、同じです、涼しくしてやってください。
(熱中症):小屋の中で日陰でも風がなければ、気温が高い時など熱中症になります、水をたくさん飲んで下痢をします、口を開いてハアハアします、羽をだら〜んと広げます、ぐた〜っとなてしまったら手遅れかもしれません。
にわとりは汗腺がありませんので呼吸で体温を下げようとします、扇風機で風を送ってやるとか、いざとなったら外に放して大きい木下においてあげるといいですね。
★Q3:たまごを生まなくなり、黄色い下痢をし、腹がふくらんでいます?
★A3:(A8と同じものです)
少し黄色いようなげりもしているはずです、卵もうんでませんね、卵墜症(らんついしょう)がうたがわれます、卵が卵巣(らんそう:卵の素がいっぱい集まっているところ)からから出て、卵のとおる管(白い矢印;普通は卵はここを通って大きくなってうまれます)に入り、うまれてきますが、おどろかされたり、なにか大きなショックをうけると、卵はこの管に入れず、お腹の中に落ちてしまいます(赤い矢印)、落ちた卵はうまく吸収(きゅうしゅう)されることもありますが、お腹の中がおかしくなって、死ぬこともあります、どうしようもありません。
★Q4:水みたいな下痢をし、口を開けて呼吸してます?
★A4:伝染性気管支炎(でんせんせいきかんしえん):秋冬から春先に多く、口をあいて呼吸をしたり、変な声を出したりする病気です、下痢がおもなこもあります、ヒナでは死亡するものが多く、親鶏でかかりますと卵を生まなくなったり、やわらかい卵、形のおかしい卵を産みます。
予防ワクチンは生ワクチンですのでニュ−カッスルワクチンと同じように行って下さい。
3種類(伝染性気管支炎、コリ−ザ、ニュ−カッスル)を混ぜたワクチンもありますので、それを使うのも便利です。
★Q5:下痢をしてうづくまり、食よくもなく死んでしまうのですが?
★A5:コクシジュウム病が考えられます、50〜100日目ごろ、湿度の多い季節5〜9月ごろに多く発生します、コクシジュウム原虫(げんちゅう)により腸がいためられます。鶏のいる地面には原虫の卵(正確にはオ-チストと言います)がひそんでいると思って下さい、オ-チストが口から入り腸をいため、下り、肉のくずみたいな便、時には血の便をします。 写真はコクシジュウムにかかった小腸です。真っ赤に腫(は)れて、中には血液のまじった便がいっぱいつまってます。
なおすにはサルファ剤を3日間、水にとかし、あるいはエサにまぜて与えて下さい。しかし本当に弱ってしまった場合には餌も水も飲みませんので、スポイトで飲ませるか、獣医さんに注射をしてもらって下さい。
水や餌に入れて薬をあたえる場合、半日くらい水や餌をあたえないで、その後で薬を入れた水や餌を与えると、いっせいに飲んだり食べたりしますので、それぞれが必要量の薬を飲むことが出来、よくききます。
サルファ剤を与えるときの注意点としては連続では3日間以上あたえないことです、サルファ剤は腸や腎臓(じんぞう)をいためます、3日間でなおらない場合は1週間くらいしてから、もう一度3日間薬をあたえるようにして下さい。
また、この病気が発生した鶏舎では土の上に消石灰(しょうせっかい)をまき、十分まぜて消毒することも必要です、ゾ-ル剤でもよいですが、いづれも目に入ったりしないように十分注意しなければなりません、手についたときも石鹸で洗いましょう。子供達にはやらせない方が無難です。
写真は 鶏病研究会「鳥の病気」より
★Q6:真っ赤な血の便をして急に死んでしまうのですが?
★A6:壊死性腸炎(えしせいちょうえん)が疑われます、春から秋に多いですね、土の中にいるウエルシュ菌が原因です、口からうつりますが傷口からもうつります、この菌が腸に行き、ひどい腸炎をおこします、そして血のまじった便をします、若い鶏に発生することが多く、一度、発生しますと若い鶏が、その小屋に入るたびに発生することが多いようです。
急性コクシジュウム(Q5参照)の場合もあります、更に、ウエルシュ菌とコクシジュウム両方がまじっていることも多いと言われています。
リンコマイシン系統の薬をコクシジュウム病と同じ様な方法で2〜3日あたえて下さい。土の消毒もコクシジュウムの場合と同様に行って下さい。
★Q7:きれいな青色の便をし、顔色が青白くなり、弱っていくのですが?
★A7:夏に発生するロイコチトゾ-ンと言う病気でしょう、ロイコチトゾ-ンと言う原虫(げんちゅう)が血液の中に入りこみ、血液をこわしますので青色の便や貧血(ひんけつ)を起こします、ニワトリヌカ蚊と言う蚊が運ぶんできます、また、夏をすごしたことのないヒナや若い鶏が発病します、夏をすごしている鶏は免疫(めんえき)を持っていますのでほとんど病気になりません。
ヒナでは死ぬものも出ますし、若い鶏では卵をうまなくなります。
なおす方法としてはサルファ剤の与えるのが普通です、なおすのに必要な量を3日間与えて下さい、飲みきれる量の水にとかして、あえて下さい、餌で与える場合も食いきれる量にまぜてあえて下さい、餌も水も飲めない鶏にはスポイトで口に入れてやるか、注射しかありません。
予防の方法は、この病気を運ぶニワトリヌカ蚊が多く発生する6〜8月頃、この蚊が鶏舎に集まる午後6時ごろから電気蚊取器(例えば、ピレスリンア−ス動物用、30〜60日間用があります)を朝方明るくなる前までつけてください。
最近では予防ワクチンもできました。
★Q8:お尻が大きくなってペンギンみたいな歩き方になったんですが?
★A8:(A3と同じものです)卵が出来るには、先ず、卵そうから1この黄身が輸卵管(ゆらんかん:卵の通る管)には入り、だんだん出口の方に進みながら大きくなって、殻(カラ)が付き、いつもの卵になって産まれます。
ところが、おどろいたとか、病気とかで、黄身がゆらん管に入らないでお腹の中に落っこちることがあります、そうすると、ふくまく炎を起こし、お腹に水がたまります、だから、ペンギンみたいな格好(かっこう)になってしまうんですね。元気、食欲もなくなって、死んでしまう場合もあります。
腹の水を注射器などで抜いてやって、ふくまく炎がひどくならないように獣医さんに抗生物質の注射をして貰って下さい。
★Q11:口を開けてはやい呼吸をしているのですが?
★A11:★A2を見て下さい。
★Q12:口を開けて苦しそうに呼吸してます?
★A12:★A26を見て下さい(粘膜型)。
Q13:口を開けて呼吸してます−死んで行きます?
★A13:ニュ−カッスル病がうたがわれます、神経と肺がやられる病気で、法律で発生したときの対策がきめられている病気です、症状は弱いものから強烈(きょうれつ)なものまでありますが、発生すると市町村への届け出が必要です、それを受けた市町村は家畜保健衛生所の指導で、病気が広がらないように、にわとり、たまごなどを移動しないようにし、消毒し、病気になった鶏は殺さなければなりません。
★Q14:変な声を出して呼吸し、水のような下痢をしてます?
★A14:★A4を見て下さい。
★Q15:変な声を出して呼吸し、顔がはれて、涙を流してます?
★A15:伝染性コリ−ザでしょう:秋から春にかけて多い、細菌による呼吸器の病気です、涙を流すのが特長
です、顔もはれます。予防にはワクチンを使います、かかってしまった時には、抗生物質(こうせいぶっしつ)をあたえて下さい。
写真は鶏病研究会「鳥の病気」より
★Q20:足の神経がおかしいみたいなのですが?
★A20:3−5ヶ月令くらいのヒナでしたら神経がやられるマレック病という病気の可能性が大きいですね、足が弱ったり、立てなくなったり、羽がたれ下がったりします、首が曲がることもあります。
治療方法はありません、普通、ふ化場では生まれてすぐにマレックワクチンをしますので、ほとんど、この病気にはなりませんが、学校や趣味で飼っているところでふ化させた場合は、この病気が出ることもあります。
★Q21:足がボコボコになっているのですが?
★A21:足のウロコが、けばだって、ボコボコになっている状態でしたら鶏疥癬(とりかいせん)(ダニ:目では見えません)です。
この場合はネグボン散をオリ−ブ油で溶(と)いてぬります、バイチコ−ルをぬるのも良いでしょう、これらの薬剤は動物薬専門店でないと売ってないかも知れません、−−−買うことが出来たとしても薬の単位が大きくて高くつくかも知れません、あるいは獣医さんにイベルメクチンの注射をしてもらう、最後の手段としてペットショップで殺ダニ剤を買い、ぬってやる(ぬることができない状態のものでしたらオリ-ブ油にといて使う)。
写真は足全体が疥癬になってるひどい例です。
★Q22:足の底がブヨブヨにふくらんできました、こぶみたいになってます?
★A22:足の底を中心にふくらんできている状態でしたら趾瘤症(しりゅうしょう)でしょう。 おすとウミがたまっていて、プヨプヨします。 切ってヨ−チンなどで消毒します−−−これは獣医さんでないと。
底が金あみなどで、足をいためやすい場合になります。
★Q23:足にかさぶたみたいなのができてます?
★A23.蚊(カ)に食われるとかかる鶏痘(ケイトウ:Q26も見て)という病気もあります。 かさぶたがトサカに出ることが多いのですが足のすねに出る場合もあります。 足の他に出ていないかどうかよく見て下さい、出ていればこの疑いがあります、病気の原因はウイルスですから対策はありませんが、化のうなどを防ぐために抗生物質ナンコウをぬって下さい。 死ぬようなことはありません、その内になおります。
★Q24:足の関節がはれているみたいで、びっこをひくようになったのですが?
★A24.ニワトリのオシッコはどろどろのかたまりでフンといっしょにくっついて出ます。このオシッコのことを尿酸(にょうさん)といいます。この尿酸が関節にたまると、関節痛風(かんせつつうふう)になり、痛いので(たぶん;ニワトリになったことがないので分かりません)びっこをひいたり、歩けなくなったりします。内臓にたまると白いげり便をします、トサカが黒ずんできてやせてきます。
原因は伝染性気管支炎などの呼吸器病、タンパク質の高すぎるエサをあたえたときに痛風になりやすいといわれています。
★Q25:胃袋がふくらんで元気が無く食欲もありません、何でしょうか?
★A25:消化しにくいもの、稲ワラ、長い草、モミガラ、羽毛、青米(あとでふくれる)等が、そ嚢(のう)にたまり大きくふらみ、胃袋(腺胃:せんい)へ行かなくなった状態です。

食塩水を飲ませ、指を差し入れ、もみ上げるようにして口から吐き出させます、これを数回繰り返します(やりすぎると気管に入り、ちっ息します)、そして、エサを与えないでおきますが、なおるのは五分五分です。
他の方法として、そ嚢を切開し、中の物を取り出して、傷口を良く洗い、ぬい合せて消毒しておきます(獣医さんの方が無難でしょう)、その後2〜3日は水だけにし、それから消化の良いもの(配合飼料でも大丈夫)を少しづつ与えて下さい。
にわとりの消化器はほかの動物とちがい、口→食道→そ嚢→腺胃→筋胃→小腸→大腸→総排せつ孔となっています。小腸と大腸の境から両側に2個盲腸がついてます。
★Q26:とさかや口のすみ、目のまわりにかさぶたのようなものができているのですが?
★A26:鶏痘(けいとう)と言う病気で、かさぶたができます、蚊がもって来ると言われておりますので、秋のはじめごろ発生します、とさかや口のすみの他に、目のまわりや体の皮ふにもできます、これが皮ふ型と言われるものです、死ぬことはほとんどどありませんが、悪化するのを防ぐ意味で抗生物質軟膏(こうせいぶっしつなんこう)をぬってやるのもよいでしょう。
この病気には皮ふ型の他に粘膜(ねんまく)型があります、ねんまく型は、のど、気管(きかん)、眼のねん膜にでき、呼吸が苦しくなったり、涙、鼻みずを流したりします、呼吸が出来なくなって死ぬこともあります、この様なときには喉(のど)にできたコケを取りのぞき、ルゴ-ルをぬって下さい。
予防方法としてはワクチンがあります、これは穿刺(せんし)ワクチンと言って7〜14日目ごろのヒナの左右どちらかの羽を広げ薄い皮ふの血管が通っていない部分に、ワクチン液をつけた針(2本になっている)をさします、この1回でもよ
いと思いますが、90日目頃に、もう一度、さしてやると完全です、この場合、前回と別の羽にして下 さい。
もう一つの予防法としてQ17と同じように電気蚊取り器をつけておくのもよいでしょう。
この病気は夏をすごしたことのないヒナ、にわとりがかかることが多いです。
写真は鶏病研究会「鳥の病気」より
★Q27:食欲はあるようなのですが痩(や)せて行きます、何でしょうか?
★A27:いろいろ考えられますが、先ず寄生虫(鶏回虫)が考えられます。
虫くだしにはピペラジンや、イベルメクチンがよいでしょう、錠剤(じょうざい)もありますので1羽1羽、与えるのが確実です、次の日くらいからフンをよく見ると2〜5cm位の回虫がフンと一緒に出ているのが見られるでしょう、平飼(ケ−ジでなく土やコンクリ−トの上で飼う)いの場合には再びかかりますので、年に2回くらいの薬を与えることが必要でしょう。
★Q28:尻のまわりに真っ黒に小さいダニがついているのですが、どうすればよいですか?
★A28:トリサシダニです、これが寄生(きせい)しますと鶏はストレスで卵のうみも悪くなります。
対策としてはダニを殺す薬(サンマコ-粉剤または水和剤)をダニのいるところに十分にすり込むようにかけて下さい、このときゴム手袋をかけマスクをして下さい。またダニの卵にはききませんので卵がふ化する1週間後くらいに、再び、かけて下さい。背中にたらすバイチコ−ルと言う薬品もあります。
すずめ等が持ってくることも考えられますので、鶏舎にすずめが入らないようにして下さい。
★Q29:どんな予防注射が必要ですか?
★A29:下に書いたとおり、いろいろありますが、 70日の伝染性コリ−ザまでは基礎免疫(きそめんえき)をつくるものですから、1回は必ずやっておきましょう。
予防注射する日齢(にちれい:生まれてからの日数)
●マレック病:0日齢 ●鶏痘(けいとう):20〜30日齢
●ニュウ-カッスル病:30〜40日齢 ● 伝染性気管支炎(でんせんせ
いきかんしえん):30〜40日齢
●伝染性コリ−ザ:70日齢
ワクチンを与えるときの注意:ワクチンは水にとかして与える方法と注射がありますが、水で飲ませる方法がやりやすいでしょう、この場合、注意しなければならないことはワクチンをとかす水です。水道水はカルキが入っていますので使えません(生ワクチンなのでウイルスが死んでしまいます)、水道水を使用しなければならない場合は前の日にポリ(ブリキ等金ぞくはだめです)バケツに1晩くんでおき、カルキを飛ばしてから生ワクチンをとかして与えます、水道水以外でもあまり酸性やアルカリ性の強い水、鉄分の多い水はさけて下さい。
投与するときは数時間、水を与えず、のどを乾かしておいて、いっせいに全部のヒナが飲むようにします。
マレック病:100日令くらいで神経や肝ぞうがだめになる病気、ワクチンは生まれた日に接種(注射)しなければなりません、従って、ふ化場で行います。チャボなどで母鶏ふ化したときは自分でやらなければなりません。
★Q30:糞をしないのですが、どうしたんでしょうか?
★A30:いつもとちがう食べ物を食べたり、センイ分が不足すると、便秘(べんぴ)になります、配合飼料はセンイ分が含まれていますので大丈夫です。
便秘の時はひまし油をスポイトで口の中に数てき流しこんで下さい、又、めん棒などの先にひまし油をつけお尻の中に入れて下さい。
これは他の病気のこともありますので注意して下さい。
★Q31:卵がこわれてお尻の中につまっているみたいなのですが、どうしたらよいでしょう?
★A31:これは卵秘(らんぴ)と言って、つぶれた卵や大き過ぎる卵がお尻につまってしまったんです、卵がつぶれるのはやわらかい卵を産んでいるときにおきやすいですね。
つまっている卵はそのままの状態で、つぶしてからそっと取り出して下さい、こわれた卵がつまっている場合は何こも重なっている場合が多いので、粘膜((ねんまく)を傷つけないように、そっと、こん気よく取り出して下さい。
めずらしい写真ですね、カリホルニアの方が提供してくれました.。
これは卵の膜がやぶれ、何個も重なって出てきたものです。たまごは輸卵管を通るときにカルシュウムが出てきて、固い卵になるわけですが、卵の生み始めとか、年をとったとか、病気にかかったたとかで、輸卵管からカルシュウムが出て来なくなった時に、このようなことがおこります。(04.11.27追加)
★Q32:鶏がやせているかどうか、どこで見ますか?
★A32:胸骨の両側についている胸筋(ささみ)のところで触ってみるのが良いでしょう。
この図は腹の方から見たものです。
側面から見ると胸筋は胸骨の両側についています、これを前から見ると下のようになります。
品種などにより違いはありますが、一般的な感じとしては左はやせていて筋肉が内側にへこんでいるか、小さくなっている感じがします、本当にやせてくると、骨がつまめるようになります。真ん中はへこんでもいないし、ふくらんでもいない普通ですが、ややふくらんでいるくらいの方がいいかもしれません、右は太っているものです、しかし、これでも大丈夫です。